町おこしアグリでは、当社の培ってきた自然エネルギーを活用する技術・経験を生かし、農作物の土作りからはじまり、独自の自然エネルギーを活用した栽培・生産技術で地球環境に配慮したエコ栽培を行います。当社のエコ栽培により、安全・安心な農作物をみなさまの食卓までお届けいたします。
熱水(温泉水)利用でエコハウス栽培!
現在、熊本県小国町で自社農園「おぐに農園」にて温泉水を利用したエコハウス栽培で空心菜を栽培しております。空心菜は多年草で25℃以上でよく成長します。気温が15℃で成長が止まり、10℃を下回ると枯れてしまいます。東南アジアでは気候的に年中栽培できますが、日本の場合は四季があるので、どうしても夏しか栽培できず、冬には枯れてしまいます。これでは多年草のメリットがいかせません。しかしビニールハウスで温泉水を利用することで年中栽培が可能になり、多年草のメリットを最大限にいかすことができ、空心菜の頂芽優勢の特徴と合わすことで、通常の約5倍程度の収穫が可能となります。
温泉水のミネラル成分に注目!
温泉水にはカリウムなどのミネラル成分が豊富で、空心菜など葉物野菜の栽培に非常に適しています。温泉水で水田のように一旦水を張ることで、ミネラル成分により土壌改良が行われ、それにより連作障害が軽減され、害虫や病気も防ぐことができます。また、温泉水で熱交換し、ハウス内の暖房機能として利用することで、四季のある日本でも亜熱帯地方の気候に近似させることができ、年間を通して空心菜の栽培が行えるようになります。